鼈甲(べっ甲)眼鏡の長所と短所

長所:滑らかで安心な天然素材をいつまでもご愛用いただけます

 鼈甲(べっ甲)は独特の自然な光沢ある艶と色合いが美しいたんぱく質で出来た良質な天然素材です。
肌触りがあたたかくしっとりとお顔にやさしくなじみ違和感がありません。
  お顔のカーブに合わせた曲げ調整でしっかりと形状を保ち、眼鏡が落ちて来ることもありませんので鼈甲(べっ甲)眼鏡のお掛け心地は非常に良いものです。又、金属や石油系の素材でないためアレルギーの心配が無く、どなたでも安心してお使い頂く事ができます。
  もともと鼈甲(べっ甲)はタイマイの甲羅から型ごとに切り出したバラバラの素材を蒸かしながら圧着して作られますので、眼鏡の場合は鼈甲(べっ甲)の一部分が折れる等の破損が起きましても新しい鼈甲(べっ甲)素材を補って修理をする事が出来ます。
  日常のお手入れや定期的な磨き、修理をしながら気に入った眼鏡を長くお使い頂くことが出来るのも鼈甲(べっ甲)の大きな魅力です。形状によっては若干の改造を加えることも出来ますので鼈甲(べっ甲)の状態によっては2世代でお使い頂いている事もあります。鼈甲(べっ甲)の歴史は古く日本に眼鏡が伝来した江戸時代から現代に至るまで、その美しさと掛け心地の良さで多くの方に愛用され、一度お使いになると次も鼈甲(べっ甲)の眼鏡を購入したいというお客様が大変多くいらっしゃいます。

短所:お手入れには若干のコツがあります

 鼈甲(べっ甲)はたんぱく質から成る天然素材であるためどうしても汗や整髪料、環境による表面の劣化が起こります。汗などの酸性の成分による腐食で表面の艶が失われますと鼈甲(べっ甲)は乾燥等の環境の影響をより受けやすくなります。又、汗や整髪料なども鼈甲(べっ甲)に浸透しやすくなり、ひび割れやササクレが起こる場合があります。鼈甲(べっ甲)眼鏡は日常的に拭いて頂き、より長く鼈甲(べっ甲)の艶を保ちながら艶が無くなる毎に表面を軽く磨いて艶を保つ必要があります。
  艶を保っていれば鼈甲(べっ甲)に多少細かいヒビが発生しても天然素材の経年変化によるもので、そこから大きく割れてくることはあまりありません。
  鼈甲(べっ甲)の眼鏡を長く良い状態でお掛け頂くためには日常のちょっとしたお手入れと定期的な販売店での磨き仕上げが必要になります。

関連ページ:「お手入れ方法」もご覧ください。